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〜 電気班が作成してくれたページより(多少成型) 〜

実行委員会代表幹事 春原宗明 挨拶
電気科の歩み
第一回 電気科記念事業
第二回 電気科記念事業
電気科50周年記念事業

実行委員会代表幹事 春原宗明

 昨年本校80周年記念事業が各位のご努力によって見事に結実し、卒業生および 在校生にとって大きな喜びの節目となりました。その中にあって、我が電気科も今年創立 40周年を迎えることになり、大変意義深く感慨深いものがあります。 ここに、電気科創立40周年記念行事にあたり、同窓会長はじめ恩師のご臨席を賜り 在校生の参加も得て、盛大な講演会・シンポジュウムを開催できますことは関係者一 同誠に光栄とするところであります。

 科学技術振興の時代の波によって電気科が新設されて40年、社会の情勢は幾多の 変遷をたどるなか、学校も又その波を乗り越え、年と共に栄え、電気科卒業生 2840名を社会に輩出し、各界各分野で活躍著しい同窓生であります。 本日は、産業界、政界、教育界等々でご活躍されている方々と、講演・シンポジュウムを 通じて、40年を振り返り新たな21世紀への展望を、心熱く一同に会して語り確認でき る一時になればと思います。


電気科の歩み
昭和 33年 4月 電気科新設・1学級募集
昭和 34年 3月 電気機器実験室・変電室新築
昭和 34年 4月 電気科1学級増募
昭和 35年 3月 電気計測実習室・製図室・自動制御室・電気科普通教室(2階建6教室)新築
昭和 36年 3月 電子工学実習室・電気工作実習室・電気応用実習室・電気工事実習室の2階建1棟新築
昭和 48年 5月 校舎全面改築起工式を行う
昭和 48年 10月 新体育館落成
昭和 49年 11月 南北ホームルーム棟完成
昭和 50年 7月 電気科棟完成
昭和 50年 8月 新校舎へ移転
昭和 54年 1月 電子計算機設置
平成 08年 4月 電気科1学級募集減

第一回 電気科記念事業
記念講演  埼玉工業大学 大学院担当教授の深町共栄先生が、電気科と マルチメディア時代」という演題で講演して頂きました。
 先生はパソコンの画面を大きなスクリーンに写し、わかりやすく説明して下さいました。講演の内容は、先生の経歴、先生が研究しているX線の事、 パソコンの事などいろいろな事について講演して下さいました。
 電気科の生徒やOBの方たちも真剣に講演を聞いていました。
シンポジウム  テーマは「私の今、そして21世紀を生きる」というもので パネリストは、深町共栄 先生、若林邦彦 氏、清水誠 氏、坂口浩 氏で コーディネーターは、坂口光治 氏で行われました。
 このパネリストやコーディネーターの方たちは全員電気科のOBで、 自分が高校生だった時の話などを聞かせて下さいました。
 シンポジウムが終わった後、電気科の生徒たちが学校行事の 事などを作文にして電気科のOBの方たちに発表しました。

第二回 電気科記念事業

 2000年10月21日(土)に電気科の総会記念行事が行われました。 第1部では、電気科を卒業し現在活躍されている先輩方のお話を聞きました。 また、後輩体験発表として3年生からも3年間の思い出を発表しました。

先輩体験発表

平成5年卒業
 堀内先輩
 現在、中部電力に勤務しているが信州大学工学部の4年生としての顔ももっている。 そんな生活の中で、何事にもがむしゃらにぶつかっていくことで、新しい自分と出会えた。
 在校生には進学する者もいるが進学してからのことを考えることはなく、 行きたい学校に合格することだけを考えて頑張って欲しい。と、自分の体験を話して下さいました
昭和41年卒業
 坂口先輩
 現在は都議会議員として活躍されており、学生の頃は新聞配達などをして、 働きながら学ぶことに精一杯だったことなど、自分の体験談より勉強は 働きながらでもその気になれば出来るはず、それが今自分には役に立っています。 みなさんも頑張ってみてください。と、話して下さいました。
昭和37年卒業
 橋本先輩
 現在、中部電力に勤務し活躍されております。目の前にある仕事に 誠心誠意取り組んだことが、今の自分を支えていおり、 在校生には仕事をするなかで大変な仕事を与えられれば、 それは自分にとってチャンスだと思って頑張って欲しい。 と、仕事に対するものの考え方を話して下さいました。

後輩体験発表

在校生
 高野君
 生徒活動を一生懸命やったこと、友達もたくさん出来たこと、 思い出に残ったことなどの話をしてくれました。
在校生
 滝沢君
 学校生活を楽しく有意義に過ごしたことなどを話してくれました。
在校生
 中沢さん
 高校三年間、女の子が1人ということで大変でしたが、班活動の先輩方に 助けられたりしました。残念ながら自分としては委員会と班活が両立できず 後輩に何もしてやることが出来ませんでしたと反省も話してくれました。
在校生
 林くん
 大学に進学が決まっているが高校三年間は班活や生徒会活動を 通していろいろ勉強する事ができたと話してくれました。


 その後、フリーディスカッションとなり先輩方から「可能性を最大限に発揮しよう」
「自分を磨く事が大切」など、いろいろなお話を聞かせてもらいました。

〜 生徒の感想を数名ピックアップしました。 〜

 先輩方の話がとても参考になりました。電気科はすごく歴史があり、 昔は勉強が出来ないと入れなかったと聞いて、自分も頑張らなければ いけないと思いました。先輩の中には頑張って偉くなられた方がたく さんいて自分も頑張りたいと思いました。

 学校の先輩であり、人生の先輩である方々からのためになる話を聞いて、 自分でもいろいろな事にチャレンジし自分に合った仕事を見つけたいと思いました。 失敗もするかもしれませんが、それに負けないで頑張っていけるような人間になりたいと感じました。 先輩方の話を聞いて自分と同じような事をやっているのに驚かされ、 自分も頑張れば先輩方のように成れるような気がしました。

 先輩方がすごく偉い人たちで話を聞けて良かったです。また、先輩の中では 考えの違った発言もあり、自分なりに共感出来る思いがしました。 最初に先輩方を見たとき、会社のお偉いさん方ばかりで、 こういう言い方をすれば失礼かもしれませんが頭の固い人たちばかりかと思いました。

 しかし、話を聞き始めるとみなさんユニークで面白い先輩方でした。 中でも印象に残ったのは堀内先輩の話でした。世代が近いせいもあたかもしれませんが、 大学に行きながら会社から給料をもらっているという”おいしい話”の ようでしたが、中部電力に入社してから信州大学を受験するという話は、 合格するまでの大変な努力に驚かされました。

 模擬試験は1回目からずっと不合格で4回目にやっと合格になったそうです。 もし自分だったら途中で志望校を変更したに違いありません。先輩のその心意気の凄さに尊敬しました。 他の先輩方の話もそうでしたが、現在までの大変さ、苦労などがよく解りました。 自分もいろいろ苦労しながら「何か」を積み上げていこうと感じました。 先輩方の話を聞いて、自分が千曲高校に強く希望して入学したのではなく、 ただなんとなく入学してきたことを少し恥じてしまいました。

 先輩方の中でも高校生時代の話題があった人もいたけれど、 年が離れすぎていたせいか、しょうがないと思うけど 僕としては社会に 入ってからの話より、高校時代の話、どのように過ごしてこられたかの方が、もっと聞きたかったです。



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