山門天井絵
信州上田之住人
太田 和親
2005年8月20日
昨年から上田市及び小県郡内の神社仏閣の由来や文化財に惹かれて、見て回っています。約一年かかって上田市内の約二百の神社仏閣全てを回りました。今月から丸子町の神社仏閣を回っています。先日、長昌寺さんを訪ねました。山門の天井絵に大変興味を持ちました。鳳凰、龍、麒麟の想像上の目出度い動物をモチーフに描かれていました。この構図が、東昌寺の山門天井絵の鳳凰、龍、麒麟、獅子、孔雀にそっくりなことに気がつきました。同じ画家の手によるものでしょうか?もしどなたかおわかりでしたら教えていただければ幸いです。上田市浦野地区の東昌寺山門天井絵には次のような銘が入っています:「狩野休圓門人 桃齋武重休民穀画 寛政十二年歳次庚申抄冬」。これは銘から約二百年前に書かれたことが判りますが、長昌寺さんの天井絵は銘がないのでわかりませんでした。
上の2つは東昌寺の山門天井絵