フランス語の国名の形容詞で、女性形が面白い2

2018年613日 随筆
信州上田之住人和親

フランス語で、インドは女性名詞でInde(アーンド)、その形容詞は男性形でindien(アンディアン) 女性形でindienne(アンディアンヌ)。形容詞女性形の発音以外は、まあ日本語から想像できる範囲である。ここで、ヒンドゥー教というのが、辞書の中で、近くにあったので、見て、もう一つ大事なことに気がついた。

フランス語で、ヒンデドゥーはhidouと綴るかindouと綴るとある。フランス語のhは発音しないので、どちらの綴りでも発音はアンドゥである。国名のIndeとヒンデドゥー教indouって、ほとんど同じじゃないか。ヒンドゥー教というのは、ひょっとしてインド教という意味じゃないかと気がついた。つまり日本語では別のように聞こえるが、hを発音しないフランス語では、ほとんど同じに聞こえる。それで、やはり、ネットで調べたら、ヒンデドゥーとはインドという意味からきていることが分かった。これで、いろいろなことが氷解した。

ヒンドゥー教   → インド教

ヒンズー教   → インド教

ヒンディー語  → インド語

英語のようなゲルマン系の言葉以外に、ラテン系のフランス語を学ぶのは、色々なことがこのように氷解して面白いと思う。



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